7月の高齢者施設壁面が劇的進化!指先リハビリと簡単時短を両立するプロ技の全貌
良かれと思って企画した壁面制作が、思わぬ事故や利用者のモチベーション低下につながる場合があります。現場で見落とされがちな盲点を整理しておきましょう。
まず注意すべきは「幼児用工作の流用による自尊心の低下」です。キャラクターものの塗り絵や過度に簡易な子供向けの図案は、人生の大先輩である高齢者に対して「見下されている」という印象を与えかねません。和紙の風合いを活かした色使いや、日本の伝統美を感じさせるシックな配色を取り入れることで、大人の作品としての風格を保つ配慮が不可欠です。
次に「ハサミの取り扱いと事故リスク」です。認知機能の低下したフロアでは、ハサミの置きっぱなしが思わぬ自傷や他害のリスクを生みます。道具を使う工程と手作業の工程を明確に分け、ハサミを使う作業はスタッフがマンツーマンでつくか、あらかじめ職員が切っておく、あるいは手でちぎる工程に置き換える工夫が求められます。
また、誤嚥(ごえん)のリスクにも配慮が必要です。小さすぎるビーズや本物の笹の葉をフロア内に放置すると、異食傾向のある利用者が口に入れてしまう危険性があります。接着剤が完全に乾くまで目を離さない、落ちやすい小物は使わないといった安全管理を徹底してください。
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