大野智の両親はどんな人?ディスコ好きの母とドラム父の素顔を徹底解剖
大野智の両親は、彼の才能の種を蒔いただけではなく、それを世に出す直接的な引き金も引いています。ファンの間ではあまりにも有名な話ですが、1994年10月、当時中学2年生だった大野さんの履歴書をジャニーズ事務所へ送ったのは母親でした。
本人は当時、芸能界に全く興味がなく、「合格するはずがない」「ただで見学できるなら行ってみよう」という軽い気持ちでオーディション会場へ向かいました。その際、母親も付き添いとして会場まで同行しています。このオーディション現場で起きたエピソードが、大野家の母子の絶妙な距離感を象徴しています。
会場でジャニー喜多川氏から「前に出て踊ってみて」と促されたにもかかわらず、大野少年は後ろのほうで窓の外を眺めたり、保護者席にいる母親を見つけて手を振ったりと、およそオーディションらしからぬマイペースぶりを発揮していました。ところが、いざ音楽が鳴り始めると、母親譲りのリズム感で振付を即座にコピーしてみせ、その類まれなるセンスを見抜いたジャニー氏からその場でリズム感の良さを絶賛されることになります。
その後、京都での舞台『KYO TO KYO』への長期出演が決まり、10代半ばで親元を離れて単身京都で暮らすことになった際も、両親は息子の寂しさや葛藤を遠くから支え続けました。ホームシックになり「もう辞めて東京に帰りたい」と電話口でこぼす息子に対し、母親は無理に引き止めることも、感情的に叱咤することもなく、「いつでも帰ってきていいんだよ」と逃げ道を作ってあげたといいます。この「いつでも帰れる場所がある」という絶対的な安心感があったからこそ、大野さんは京都での過酷なステージを最後までやり遂げ、後の嵐デビューへと繋がる基礎を築くことができたのです。