Fifaの新作ゲームはいつ出る?公式ライセンスの行方とEa独立後の構想を徹底追跡
2024年から2025年にかけて、SNSや海外のゲームメディアを中心に「『NBA 2K』シリーズで知られるTake-Two Interactive(2K Games)がFIFAとライセンス契約を結び、2K FIFAを開発している」という噂が駆け巡りました。2Kの緻密なスポーツシミュレーション技術とFIFAの看板が組み合わされば、EAの牙城を崩す次世代サカゲが誕生するのではないかと期待されたのです。
しかし、Take-Twoのストラウス・ゼルニックCEOが投資家向けカンファレンス等で繰り返し言及した通り、サッカーゲームをゼロから構築することには計り知れない高い障壁が存在します。
- 物理エンジンとAIの蓄積年数:11対11の複雑なオフ・ザ・ボールの動きや、戦術ごとのポジショニングを制御するAIは、EAとコナミが25年以上かけて蓄積してきたノウハウの結晶であり、2〜3年の開発期間で追いつくことは極めて困難です。
- モザイク状のライセンス交渉:NBAやNFLのように「1つのリーグと契約すれば全チーム・全選手が揃う」北米スポーツとは異なり、サッカーはFIFAと契約しても「ワールドカップの名称とトロフィー」しか使えません。各国のリーグ、クラブ、選手会と個別に交渉しなければならず、莫大なコストと時間がかかります。
こうした構造的な壁により、2026年のワールドカップ本大会のタイミングに『FIFA 2K26』のようなフルスケールのシミュレーターを間に合わせることは現実的に不可能であり、FIFAは開発期間の短いモバイルゲーム(Mythical Gamesと提携した『FIFA Rivals』など)や、既存プラットフォームである『eFootball』とのeスポーツ提携でお茶を濁さざるを得なかったのが実情です。
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