はなびらたけの栄養と絶品レシピ|ビタミンDを逃さない調理法の正体
はなびらたけはクセや独特の臭みがほとんどなく、加熱しても縮みにくいという優れた調理特性を持っています。ここでは、脂溶性のビタミンDの吸収率を高める「油を使ったレシピ」と、水溶性の栄養素とβ-グルカンを丸ごと摂取する「汁物レシピ」の2軸から、家庭で簡単に再現できる絶品メニューを厳選しました。
1. 五十嵐美幸シェフも絶賛!豚肉とはなびらたけのオイスター中華炒め
2021年4月29日に「自然界では幻のきのこ『はなびら茸』」の販売開始に合わせてレシピが公開された際、中国料理の巨匠・五十嵐美幸シェフもその食材としてのポテンシャルを高く評価しました。中華料理において高級食材とされる「白キクラゲ」に近い食感と、フカヒレにも負けないスープの抱き込み力があるからです。
【材料(2人分)】
・はなびらたけ:1パック(約100g)
・豚バラ薄切り肉:120g
・小松菜(またはチンゲン菜):1/2束
・ごま油:大さじ1
・おろしニンニク、おろし生姜:各小さじ1/2
・[A] オイスターソース:大さじ1、醤油:小さじ1、酒:大さじ1、鶏ガラスープの素:小さじ1/2
【作り方】
- はなびらたけは石づきを切り落とし、手で一口大にほぐす。豚肉と小松菜は食べやすい長さに切る。
- フライパンにごま油とニンニク・生姜を入れて中火で熱し、豚肉を炒める。
- 豚肉の色が変わったら、はなびらたけと小松菜の茎を加えて強火でサッと炒め合わせる。
- 小松菜の葉と合わせた[A]の調味料を一気に回し入れ、全体にツヤが出るまで30秒ほど絡めれば完成。
★栄養ポイント:豚肉の脂質とごま油が、はなびらたけのビタミンDをコーティングし、腸管からの吸収率を劇的に引き上げます。
2. 栄養も旨味も一滴も逃さない!鶏ガラスープのふわとろ卵とじ
はなびらたけから溶け出す上品な出汁とβ-グルカンを余すことなく体内に取り入れるなら、スープレシピの右に出るものはありません。ヒダの間にとろみのあるスープが絡み、まるで高級中華のフカヒレスープのような満足感を味わえます。
【材料(2〜3人分)】
・はなびらたけ:1/2〜1パック
・卵:1個
・長ネギ(小口切り):適量
・水:400ml
・鶏ガラスープの素:大さじ1
・醤油、塩:少々
・水溶き片栗粉:適量
・ごま油(仕上げ用):小さじ1
【作り方】
- 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて火にかけ、沸騰したら手でほぐしたはなびらたけを入れて中火で2〜3分煮る。
- 醤油と塩で味を調え、水溶き片栗粉を加えて軽いとろみをつける。
- 溶き卵を回し入れ、ふんわりと浮き上がってきたら火を止め、長ネギとごま油を垂らす。
★栄養ポイント:最後に垂らす小さじ1のごま油が、スープに溶け出した栄養成分と脂溶性ビタミンの橋渡し役を果たします。
3. 衣がサクッ、中がプリッ!香ばしさと食感を極める「はなびらたけの天ぷら」
きのこの水分を適度に飛ばし、旨味を内部に閉じ込める天ぷらも、はなびらたけの魅力を120%引き出す調理法です。フリル状のヒダに衣が適度に入り込むため、通常のきのこ天ぷらとは次元の違うクリスピーな食感に仕上がります。
【調理のコツ】
少し大きめの房(ピンポン玉大)に裂き、ヒダの内側に軽く打ち粉(薄力粉)をしてから、冷水で溶いた薄めの天ぷら衣にくぐらせます。170℃〜180℃の油で1分半〜2分ほど、気泡が小さくなるまでカラッと揚げてください。天つゆよりも、シンプルに「抹茶塩」や「岩塩+すだち」でいただくと、はなびらたけ本来のほのかな木の香りと甘みが際立ちます。
4. 常備菜に最適!オリーブオイルで作る洋風ペペロンチーノマリネ
和食や中華だけでなく、オリーブオイルを使ったイタリアン・フレンチとの相性も抜群です。フライパンにオリーブオイル、潰したニンニク、鷹の爪を入れて弱火で香りを出し、はなびらたけとベーコンを投入して白ワイン(または酒)で蒸し焼きにします。仕上げに黒胡椒とパセリを振れば、ワインのおつまみにも、パスタの具材にも使える万能常備菜が完成します。