ホイットニーの名曲はカバーだった?オールウェイズラヴユー誕生秘話と原作者の真相を徹底解剖

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では、なぜカントリーの名曲が、ホイットニー・ヒューストン初の映画主演作のメインテーマに選ばれたのでしょうか。そこには、映画の製作陣すら予想しなかった劇的な偶然と、主演兼プロデューサーを務めたケビン・コスナーの妥協なき直感がありました。

当初、劇中のクライマックスで歌われる予定だったのは、ジミー・ラフィンが1966年にヒットさせたモータウンのクラシック「ホワット・ビカムズ・オブ・ザ・ブロークンハーテッド(What Becomes of the Brokenhearted)」でした。ところが、同時期に制作されていた映画『フライド・グリーン・トマト』(1991年)のサウンドトラックに同曲のカバーが使われることが直前で判明し、急遽代替曲を探さなければならない危機に陥ったのです。

窮地に立たされた制作陣に、ドリー・パートンの「I Will Always Love You」を提案したのがケビン・コスナー本人でした。彼は、リンダ・ロンシュタットが1975年に発表した同曲のカバーバージョンを愛聴しており、「このメロディこそが、レイチェル(ホイットニーの役名)とフランク(ケビンの役名)の叶わぬ愛の結末に完璧に合致する」と確信していたのです。

バージョン リリース年・音楽性 特徴と制作背景
ドリー・パートン(原曲) 1974年(録音1973年)アコースティック・カントリー 恩師ポーター・ワゴナーへの感謝と決別を歌う。語りかけるような素朴で繊細なボーカル。
リンダ・ロンシュタット 1975年カントリー・ロック / ポップ アルバム『愛ある別れ』に収録。ケビン・コスナーが本作を知る直接のきっかけとなった名唱。
ホイットニー・ヒューストン 1992年R&B / ソウル・パワーバラード アカペラ導入、壮大な転調、デヴィッド・フォスターの洗練された編曲で世界1位を独占。

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