キーマカレーとドライカレーの違いとは?勘違いだらけの正体と発祥の罠を徹底解剖

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近年、SNSやレシピ投稿プラットフォームの普及により、「おしゃれなカフェ飯=キーマカレー」「喫茶店の黄色いご飯=ドライカレー」という独自のイメージ区分が固定化されつつあります。街中のカフェで「特製キーマカレー」として注文した一皿が、平皿のご飯の上にこんもりと盛られた汁気ゼロのひき肉ペーストと卵黄という構成であることは珍しくありません。

しかし、本場のインド料理店へ足を運んだ人々からは、「キーマカレーを頼んだら普通のルーカレーのようにサラサラしていて驚いた」という声もしばしば聞かれます。一般消費者の間では「ドライ=汁なし」「キーマ=ひき肉のそぼろ状カレー」と感覚的に解釈されがちですが、論理的な包含関係で見ると以下の図式が成り立ちます。

「汁気を極限まで飛ばしたひき肉のカレー」は、キーマカレーであり、同時にドライカレーでもある。

つまり、どちらの呼び名を使っても間違いではありません。カフェやレストラン側も、エスニックで本格的なスパイス感をアピールしたいときは「キーマカレー」、レトロ洋食の親しみやすさを出したいときは「ドライカレー」と、店舗のブランディングや客層に合わせて呼び分けているのが実情です。

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