鎌倉高校前駅の現在は撮影禁止?スラムダンク踏切の混雑実態とAiカメラ対策の全貌
SNSを中心に拡散された「鎌倉高校前の踏切周辺では写真撮影が一切禁止になった」という情報は、結論から言えば完全な誤解です。江ノ電や鎌倉市が敷地外での写真撮影そのものを法律や条令で一律に禁じているわけではありません。しかし、火のないところに煙は立たないと言われるように、この噂が急速に広まった背景には、行政によるマナー規制の大幅な強化が存在します。
鎌倉市は2019年に「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」を施行しました。この条例では、混雑した場所での歩き食べの自粛要請と並び、「車道など危険な場所での立ち止まり撮影」や「鉄道の運行および他者の通行を妨げる迷惑撮影行為」の自粛が明確に規定されています。罰則を伴う刑罰ではないものの、踏切前の坂道(市道)の真ん中で三脚を立てる行為や、車両の往来を遮ってポーズを取る行為に対しては、現場に常駐する警備員や警察官から即座に厳しい指導が入ります。
私有地への無断立ち入りに関しても、周辺の住宅街や線路敷地内へ侵入した場合は刑法の住居侵入罪や鉄道営業法違反に問われる可能性があります。「撮影自体は違法ではないが、歩道や指定された安全エリア内から周囲に配慮して行うこと」が厳格に求められており、ルールを逸脱した危険行為が厳しく制限されている実態が、「撮影禁止」という誇張された噂となって独り歩きしたのが真相です。